【第5回】耳・認知症・相続をつなぐ“実践的な対策と専門職連携”
- hokkaidosouzoku
- 11月4日
- 読了時間: 3分
皆さんこんにちは。
10月も後半に入り、朝晩は特に冷え込むようになりました。本格的な冬を前に、体調を崩しやすい時期ですので、どうぞご自愛ください。
さて、今回は「耳の健康から考える“認知症と相続”と題しまして、全5回でお届けいたします。
今回はいよいよラスト、第5回目です。
【第5回】耳・認知症・相続をつなぐ“実践的な対策と専門職連携”
難聴 → 認知機能の低下 → 判断力の衰えこの流れは、生活だけでなく「老後・お金・相続」にも直結します。
しかし逆に言えば――
早めに気づき、寄り添い、つなげるだけでトラブルの大部分は未然に防ぐことができます。
▼現場でできる“声のかけ方”がカギになります
いきなり「補聴器」「病院」「検査」では身構えられます。その前にこんな視点が有効です👇
・「聞こえにくいと疲れやすくなるそうですよ」
・「テレビの音量、少し前より上がってませんか?」
・「最近は病院でも“耳の相談”増えてるみたいですね」
・「聞こえが楽になると、人付き合いも変わるみたいですよ」
“指摘”ではなく、“提案・共感・安心”が入口になります。
▼家族・専門職が早く関わるメリット
✅会話が成立しやすくなる
✅認知症との誤解を防げる
✅医療・介護・法律相談につなげやすくなる
✅任意後見・遺言などの準備が間に合う
✅相続・財産管理の判断力を確保できる
✅家族間トラブルを未然に防げる
つまり、“耳の支援”はそのまま“相続・老後対策の入口”でもあるということです。
▼どこにつなげたらいいか分からない…という時は?
・補聴器相談
・耳鼻科受診
・地域包括
・ケアマネ連携
・任意後見・遺言・信託・保険の相談
・判断力があるうちの生前対策など……
ここで力を発揮できるのが、私たち専門職の役割です。
「まだ大丈夫」と放置して、
・気づいたら判断力がない
・話し合いがもうできない
・財産の手続きが進まない
・家族が困り果てる
そんなケースを何度も見てきました。
▼“今ならまだ間に合う”という声がけが大事です
・耳の相談から始める
・家族への情報提供
・将来の判断力を守る視点
・相続・老後準備への自然な導入
もし、関わりの中で
「支援が必要かも」
「家族が困っている」
「判断力が心配」
そんな方がいれば、お気軽にご相談ください。
現場と家族と専門家の“つなぎ役”として、必要に応じて一緒に伴走いたします。
5回シリーズ、読んでくださりありがとうございました。
今後、このテーマでの勉強会・事例共有・セミナー連携なども可能ですので、気軽にお声がけください。
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▼補聴器体験・相談にもつなげられます
私は、(有)デンタルパートナー・タイトフィットさんと連携しており、ご希望があれば補聴器の体験予約をお受けすることができます。
✅実際に装着して試せる
✅家族にも違いを感じてもらえる
✅補聴器への抵抗感が減る
✅通常の販売店より2〜3割お安く購入できる可能性も
「まだ早いかな?」と言う方でも、“体験”という形であれば抵抗なく受け入れやすく、周囲からの声かけのハードルも下がります。
みのまわりのお客様・利用者様・ご家族など、気になる方がいれば、ぜひお気軽にご相談・ご紹介ください。
補聴器体験 予約申込
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発行:北海道相続準備支援センター
代表 橋本 行正
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