【第4回】耳の衰えは「お金・老後・相続」のリスクにもつながる
- hokkaidosouzoku
- 10月28日
- 読了時間: 3分
皆さんこんにちは。
10月も後半に入り、朝晩は特に冷え込むようになりました。本格的な冬を前に、体調を崩しやすい時期ですので、どうぞご自愛ください。
さて、今回は「耳の健康から考える“認知症と相続”と題しまして、全5回でお届けいたします。
今回は第4回目です。
【第4回】耳の衰えは「お金・老後・相続」のリスクにもつながる
難聴や聞こえの低下は、単なる“生活の不便”では終わりません。
放っておくことで、その先に【認知機能・財産管理・相続トラブル】が連鎖していくケースが増えています。
最近こんな相談や場面はありませんか?
・本人と家族の会話がすれ違い、話し合いが進まない
・「伝えた」「聞いてない」で手続きが止まる
・大事な説明や契約内容が理解されていない
・通帳・カードの管理に不安が出てきた
・成年後見・任意後見の判断が遅れる
・相続や遺言の話題を切り出せないまま時間が過ぎる
実はこれらの“入口”が、難聴であることも少なくありません。
▼判断力は「聞こえるかどうか」で左右されます
判断力というと“脳の働き”に目が向きがちですが、そもそも【情報が届いていない】状態では、正しい判断そのものができません。
・説明が頭に入っていない
・誤解や思い込みが生まれる
・会議や相談の場で意見が出てこない
・「もう任せる」「わからない」と諦める
こうした状態が続くと、
▼意思確認
▼契約
▼財産管理
▼相続対策
といった重要な場面にも影響が出ます。
▼家族・支援者に起きやすい“見逃し”ポイント
□ 認知症と思われてしまう
□ 会話が噛み合わないので話題自体を避ける
□ 相続や老後資金の話が切り出せない
□ 本人抜きで話が進み、のちに揉める
□ 後見や遺言のタイミングを逃す
つまり――
「耳から始まるトラブルの芽」は、早いうちに摘んでおく必要があるということです。
▼聴力への早期介入は“相続・老後対策の入口”にもなる
・本人の意思確認を確保できる
・家族間コミュニケーションが改善する
・専門家との相談がスムーズになる
・任意後見・遺言・信託などの準備が間に合
・お金の管理や承継トラブルを未然に防げる
次回(第5回)は、
【実際にどんな対策や連携ができるのか?】
をテーマにまとめていきます。
補聴・検査・相談先・家族支援・相続準備とのつなげ方など、現場で“使える視点”でお届けします。
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▼補聴器体験・相談にもつなげられます
私は、(有)デンタルパートナー・タイトフィットさんと連携しており、ご希望があれば補聴器の体験予約をお受けすることができます。
✅実際に装着して試せる
✅家族にも違いを感じてもらえる
✅補聴器への抵抗感が減る
✅通常の販売店より2〜3割お安く購入できる可能性も
「まだ早いかな?」と言う方でも、“体験”という形であれば抵抗なく受け入れやすく、周囲からの声かけのハードルも下がります。
みのまわりのお客様・利用者様・ご家族など、気になる方がいれば、ぜひお気軽にご相談・ご紹介ください。
補聴器体験 予約申込
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発行:北海道相続準備支援センター
代表 橋本 行正
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